あすけんの使い方と効果的なダイエット活用法

この記事でわかること

  • あすけんの初期設定から食事記録・栄養スコアの見方までの一連の流れ
  • 食事記録の3つの方法と、記録を続けるための具体的な工夫
  • 無料版とプレミアム(月480円)の機能差と選び方
  • タンパク質・運動記録・3ヶ月スケジュールを使った体重管理の進め方
  • 口コミから見えるあすけんの限界と、補うべきポイント

結論を先に書きます

あすけんは、食べたものを記録するだけで14種類の栄養素を自動集計し、栄養バランスをスコアで見える化してくれる食事記録アプリです。使いこなすコツは、機能の多さに振り回されず「初期設定→毎日記録→週ごとの振り返り」の3ステップに絞ること。

体重を1日単位で追うとブレに一喜一憂しがちですが、1週間平均で見ると食生活の傾向がはっきりします。まずは無料版で1〜2週間試し、物足りなさを感じたらプレミアムを検討する、という順番が現実的です。

この記事の要点
  • あすけんは食品データベース約15万件・14栄養素の自動分析が軸の食事記録アプリ
  • 使い方は初期設定→毎日の記録→週次の振り返りの3ステップに集約できる
  • 無料版でも基本機能は十分。AI食事解析や過去記録の閲覧が必要ならプレミアム(月480円)
  • カロリー計算には誤差があり、記録は80%の精度でも続けることが何より大切

目次

あすけんとは|アプリの基本概要

あすけんは、朝日新聞社グループのasken社が開発・運営する食事記録・栄養管理アプリです。食べたものを記録すると、エネルギーやタンパク質、脂質、炭水化物、食物繊維、ビタミン・ミネラル類など14種類の栄養素を自動で集計してくれます。

公式情報によると、累計ユーザー数は400万人を超え、App Storeの栄養・フィットネスカテゴリで長く上位を維持しているとされています。食品データベースには約15万件以上が登録され、コンビニ食・外食・市販食品も幅広くカバー。日本の食生活に沿った記録がしやすいのが特徴です。

iOS・Androidともに無料でダウンロードでき、基本機能は無料のまま使えます。

あすけんが選ばれる3つの特徴

あすけんが継続率の高い食事アプリとして知られる背景には、3つの特徴があります。

  1. 写真からカロリーを推定するAI食事解析
  2. 100点満点でバランスがわかる栄養スコア「あすけん度」
  3. 管理栄養士監修のAIキャラクターによる毎日のアドバイス

1つ目は、食事の写真を撮るだけでAIがカロリーと栄養素を推定するAI食事解析です。手入力の手間を減らせます。

2つ目は、100点満点の栄養スコア「あすけん度」。毎日表示されるため、ゲーム感覚で食生活の状態を把握できます。

3つ目は、管理栄養士が監修したAIキャラクター「あすちゃん」のアドバイスです。専門知識がなくても、改善の方向性がつかめる仕組みになっています。

※ここでいう「管理栄養士監修」はあすけんアプリの提供機能を指すもので、本記事の内容を医療従事者が監修したものではありません。

あすけんの初期設定と使い始め方

最初のつまずきやすいポイントが初期設定です。ここを丁寧にやっておくと、その後の目標カロリーの精度が変わります。

アカウント登録から目標設定までの手順

登録から目標設定までは、おおむね3〜5分で完了します。

  1. アプリのインストール:App StoreまたはGoogle Playから無料で入手
  2. アカウント登録:メールアドレス・Apple ID・Googleアカウントのいずれかで登録
  3. 基本プロフィール入力:性別・生年月日・身長・現在体重を入力
  4. 目標設定:目標体重と達成希望日を設定(例:3ヶ月で5kg減)
  5. 生活活動強度の選択:4段階から自分の生活パターンを選ぶ

たとえば「3ヶ月で5kg減」を目標にすると、アプリが1日あたりの目標摂取カロリーを自動で計算します。

最後の「生活活動強度」は、「ほとんど座っている」「立ち仕事が多い」「よく動く仕事」「激しい運動をする」の4段階。ここを正直に選ぶほど目標カロリーの精度が上がります

目標カロリーの確認と調整のしかた

初期設定が終わると、ホーム画面に「本日の目標カロリー」が表示されます。

目安として、30代女性・デスクワーク・3ヶ月で5kg減を狙う場合は1,600〜1,800kcal前後に設定されることが多いです。「少ない」「多い」と感じたら、「マイページ」→「プロフィール編集」からいつでも変更できます。

ここで気をつけたいのが、極端な制限です。女性で1,200kcal、男性で1,500kcalを下回る設定は栄養不足につながりやすく、あすけん側でも下限値が設けられています。

最初の1週間は、いまの食習慣をそのまま記録して基準値を把握する期間にあてるのがおすすめです。調整は月1回程度のペースで、体重の減り方を見ながら少しずつ行うと続けやすくなります。

食事記録の方法と栄養スコアの活用法

ここからが、あすけんの中心となる毎日の使い方です。記録の方法と、スコア・アドバイスの読み解き方を整理します。

食事を記録する3つの方法

食事の記録には、主に3つの方法があります。

記録方法内容向いている人
食品名検索食品名を入力し約15万件のDBから選ぶ精度重視・自炊が多い人
バーコードスキャン市販食品のバーコードを読み取り自動登録コンビニ食・加工食品が多い人
AI食事解析(写真)料理を撮影しAIが料理名とカロリーを推定手入力の手間を減らしたい人(一部有料)

記録のタイミングは食事の直後がいちばん正確です。後から思い出して入力すると、量の誤差が大きくなりがちです。

毎日似た食事が多い人は、「よく食べる食品」に登録しておくと検索いらずで記録できます。慣れると1食あたり2〜3分ほどで済むようになります。

栄養スコアとアドバイスの読み方

食事を記録すると、その日の「あすけん度」が100点満点で表示されます。14種類の栄養素の充足率から計算され、バランスよく摂れているほど高くなります。

スコアの目安は次の通りです。

  • 80点以上:バランスが整っているサイン
  • 60〜79点:普通の水準
  • 60点未満:改善の余地が大きい

スコアと一緒に届く「今日の一言アドバイス」は、管理栄養士が監修したAIのメッセージです。「タンパク質が不足しています。朝食に卵を1個追加してみましょう」といった具体的な提案が出ます。

1週間分ためて見返すと、「休日は脂質が多い」「平日は食物繊維が足りない」といった自分の傾向がつかめます。棒グラフが赤い栄養素から優先して直すのが、スコアを上げる近道です。

1週間単位で食事を管理するコツ

ダイエットを続けるうえで効くのが、「1日単位で一喜一憂しない」という考え方です。

あすけんには1週間・1ヶ月単位の栄養推移グラフがあり、週平均でバランスを確認できます。たとえば月曜に外食で1,000kcal超過しても、火〜木で200kcalずつ抑えれば、週単位ではほぼプラスマイナスゼロです。

この「帳尻合わせ」の発想は、ストレスなく続けるうえで役立ちます。体重も1週間スパンで見ると、水分による日々のブレがならされ、本当の変化が読み取りやすくなります。

記録を続けるための3つの工夫
  • 完璧に記録できない日は「ざっくり記録」でもOK。0か100かの思考をやめる
  • 食事の直後にすぐ記録する習慣をつける(後回しは量の誤差が大きい)
  • よく食べる食品はお気に入り登録し、記録の手間を最小化する

食事記録そのものの考え方は、ダイエット中の食事の基本でも整理しています。あわせて読むと、記録した内容をどう改善につなげるかがつかみやすくなります。

あすけん無料版とプレミアムの機能比較

「無料のままで足りるのか、有料にすべきか」は多くの人が迷うポイントです。両者の違いを整理します。

無料版でできること・できないこと

無料版(ベーシックプラン)では、食事記録・カロリー計算・14栄養素の分析・毎日のアドバイス・体重グラフ・運動記録といった基本機能が使えます。食品データベースの検索やバーコードスキャンも無料の範囲です。

毎日の食事管理が目的なら、無料版で十分という声も多く聞かれます。

一方で、無料版には次のような制限があります。

  • 食事記録は当日分のみ閲覧可能(過去データの閲覧は有料)
  • AI食事解析(写真記録)は月5回まで
  • 週次・月次レポートの一部に制限

まずは無料版で1〜2週間試し、制限が気になったらプレミアムを検討する流れが無理のない順番です。

プレミアムで追加される機能

プレミアムプランは、月額480円(税込)または年額3,600円(税込・月換算300円)です。追加される主な機能は次の通りです。

機能無料版プレミアム(月480円)
食事・カロリー記録
14栄養素の分析
AIアドバイス(あすちゃん)○(基本)○(詳細)
AI食事解析(写真撮影)月5回まで無制限
過去の食事記録閲覧当日のみ無制限
週・月次の栄養レポート一部制限あり○(詳細)
目標栄養素のカスタマイズ×
広告表示ありなし

特に役立つのが過去記録の無制限閲覧です。「先月はなぜ体重が落ちたのか」を振り返るときに重宝します。

年払いなら月あたり300円ほど。ジムや個別の栄養指導の費用と比べると、続けやすい価格帯といえます。なお具体的なカロリー計算の考え方はダイエット中のカロリー計算の方法でも詳しく解説しています。

あすけんでダイエットを進める実践テクニック

記録に慣れてきたら、もう一歩踏み込んだ使い方に進みます。タンパク質・運動・スケジュールの3つの視点で整理します。

タンパク質を意識した記録の活用

カロリーを抑える時期でも、意識して確保したいのがタンパク質です。筋肉量の維持や満腹感の持続に関わるため、栄養グラフのなかでも注目したい項目です。

あすけんの目標設定では、体重1kgあたり1.2〜1.6gが推奨されています(体重60kgなら72〜96g/日)。記録後に栄養グラフを見て、タンパク質が目標の80%未満の日が続くようなら、朝に卵、昼にサラダチキン、夜に豆腐や魚を足すと整えやすくなります。

アドバイス機能が「今日はタンパク質が不足しています」と知らせてくれるので、その日は夕食でタンパク質を意識する、という運用がやりやすいです。

運動記録と組み合わせて消費カロリーを見える化

あすけんには運動記録機能もあります。ウォーキング・ジョギング・筋トレ・水泳・自転車など100種類以上の種目が登録されており、時間と強度を入れると消費カロリーが自動計算されます。

摂取カロリーと消費カロリーの差がホーム画面でわかるため、「今日はあと300kcalまで」といった感覚的な調整がしやすくなります。

Apple HealthやGoogle Fitと連携すれば、スマートウォッチやスマホが記録した歩数・運動データを自動で反映できます。食事と運動を一緒に管理する進め方は、ダイエットに効果的な運動もあわせて参考になります。

3ヶ月で結果を出すスケジュール設計

3ヶ月で取り組む場合、段階を分けると挫折しにくくなります。

  1. 第1ヶ月:記録の習慣化(まずは現状把握に徹する)
  2. 第2ヶ月:食生活の改善(弱点の栄養素を1〜2つ直す)
  3. 第3ヶ月:仕上げの調整(減り方を見ながら微調整)

第1ヶ月は、食事をそのまま記録して現状を知る期間です。スコアや体重の上下に振り回されず、毎日記録できる習慣づくりを優先します。

第2ヶ月は、データをもとに「スコアを下げている栄養素1〜2つ」に絞って改善します。一度に全部変えようとすると続きにくいため、1つずつが現実的です。

第3ヶ月は、習慣が定着した状態で減り方を見ながら微調整します。この進め方で、3ヶ月で数kgの変化を実感したというユーザー報告が多く見られます。

あすけんを続けやすくする設定
  • 毎食後に記録リマインダーを設定する(設定→通知→食事記録リマインダー)
  • 体重は毎朝、起床直後・トイレ後など同じ条件で計測する
  • 週1回、土日のどちらかに1週間の食事グラフを振り返る時間を作る
  • あすけん度が低かった日に「何が原因か」を1行メモに残す

あすけんの口コミと、知っておきたい注意点

最後に、利用者の声と、使ううえで頭に入れておきたい限界を整理します。

ユーザーの体験談・評価の傾向

App StoreやGoogle Playのレビューでは、「3ヶ月で5kg減」「半年で体重を落とせた」「リバウンドせず体重を維持できている」といった体験談が寄せられています(数値は個人差があり、効果を保証するものではありません)。

高評価の口コミに共通するのは、「記録を続けることで食生活の問題点に気づいた」という点です。単なるカロリー計算ツールではなく、食習慣の「見える化」ツールとして使っている人が多い印象です。

一方、低評価では「検索に該当する食品が見つからない」「外食メニューのカロリーが不正確」という声もあります。外食時は近似値での入力や「外食・定食」カテゴリで対応できます。完璧を求めすぎず、80%の精度でも続けることのほうが長い目で見れば効きます。

あすけんの限界と、補うべきポイント

あすけんは便利なツールですが、万能ではありません。知っておきたい限界を整理します。

  • カロリー計算には誤差がある:自炊は調理法や油の量で実際と10〜20%ずれることがある(全アプリ共通の課題)
  • 記録のストレスに注意:制限が過度になったり、食べることへの罪悪感が強くなる場合がある
  • メンタル面のサポートは限定的:摂食障害の傾向がある人・減量ペースが過度な人は医療機関の相談を優先

記録疲れを感じたら、週に1〜2日は記録しない「オフデー」を設けてリフレッシュするのも一つの方法です。

アプリだけに頼らず、運動や生活習慣もあわせて見直したい人は、ダイエット方法の比較で自分に合うやり方を整理してみてください。アプリ選びそのもので迷う場合はカロリー管理アプリの選び方も参考になります。

よくある質問

あすけんの利用でよく聞かれる質問をまとめました。

Q1:あすけんは本当に無料で使えますか?有料プランは必要ですか?

基本的な食事記録・カロリー計算・14栄養素の分析・毎日のAIアドバイスは無料版で利用できます。まずは無料で1〜2週間試し、「過去の記録を振り返りたい」「写真機能をもっと使いたい」と感じたときにプレミアム(月480円)を検討するのがおすすめです。無料版だけでも十分という声は多く聞かれます。

Q2:記録を忘れた日があっても大丈夫ですか?

問題ありません。完璧な記録よりも続けることのほうが大切です。週5日記録できれば、傾向は十分につかめます。忘れた日は翌日から普通に再開するだけでOK。罪悪感から「もういいや」とやめてしまうのが、いちばん避けたいパターンです。

Q3:あすけん度(スコア)は何点を目指せばいいですか?

目安は80点以上ですが、毎日それを維持するのは現実的ではありません。まずは週平均で65〜75点をキープすることを最初の目標にすると無理がありません。低い日は「どの栄養素が足りなかったか」を確認し、翌日の食事に活かす使い方が、食生活を整える近道です。

Q4:ダイエット目的だけでなく、筋肥大・増量にも使えますか?

使えます。初期設定の目標を「体重を増やす」または「体重維持」にし、タンパク質の目標量(体重1kgあたり1.6〜2.0g)を意識した記録が可能です。プレミアムでは目標栄養素のカスタマイズができるため、PFC(タンパク質・脂質・炭水化物)バランスを個別に設定し、トレーニング目的で使う人も多くいます。

まとめ:あすけんは「記録→振り返り」を仕組み化するツール

あすけんは、食事の記録を栄養スコアとアドバイスで見える化し、食習慣の改善を後押ししてくれるアプリです。要点を最後に整理します。

この記事のまとめ
  • 使い方は「初期設定→毎日記録→週次の振り返り」の3ステップに集約できる
  • 食品DB約15万件・14栄養素の自動分析・AIアドバイスが他アプリとの違い
  • 無料版でも基本機能は十分。写真解析や過去記録が必要ならプレミアム(月480円)
  • 1日でなく1週間単位で管理する「帳尻合わせ思考」が継続のカギ
  • タンパク質の確保・運動記録の併用・3ヶ月スケジュールで現実的に進められる
  • カロリー計算には誤差があるため、80%の精度でも続けることを優先する

大切なのは、完璧な記録ではなく続けられる記録です。まずは無料版で1〜2週間、いまの食事をそのまま記録するところから始めてみてください。

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免責事項

※本記事は公開情報をもとにした整理で、医療行為・診断を目的としたものではありません。ダイエットや栄養管理の効果には個人差があり、効果を保証するものではありません。持病のある方・通院中の方・体重の減り方が過度な方は、自己判断せず医師など専門家にご相談のうえ、公式・公的機関の最新情報もあわせてご確認ください。

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この記事を書いた人

健康運動指導士の Matsuda です。パーソナルトレーナーとして、女性の体と向き合ってきました。科学的根拠に基づいた正直な情報をお届けすることが、このサイトのミッションです。トレーニングから食事、サプリ、エステまで、実際に試して効果があったものだけを紹介します。

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